続きまして、2018年に自由廊が参加させて頂いたお仕事その2です。
前回はCMの映像関係でありましたが、
その2では映画やテレビ番組、イベント等その他様々な造形をご紹介していきます。
映画 造形
映画「パンク侍、斬られて候」


去年公開ではありましたが、造形制作時はさらに前の年になります。
自由廊では主に永瀬正敏さんの特殊メイクと甲冑の制作を行いました。
今まで見たことが無いくらい破天荒なストーリーとギャグ要素、先の読めない展開、
さらに奇抜なビジュアルはこの映画の見所です。
映画「パパはわるものチャンピオン」

チャンピオンベルトの造形制作を行っております。
特殊造形では小道具やプロップと呼ばれるジャンルの作り物です。
年間を通してプロップ制作は多く、いろんなものを制作しています。
テレビ番組 造形
「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」
お馴染み動物園企画でのモニタリングです。
原西さんのゴリラに続きハリセンボン春菜さん用にパンダスーツを造形制作しました。
「夢の数だけ抱きしめて」


前田美波里さんの頭をスキンヘッドに変身させる特殊メイクです。
2番目の写真は美波里さんの頭部の型を取っている様子です。
この特殊メイクは見た目はシンプルですが、実はかなり難しいレベルのメイクアップ技術になります。
ちなみにこのスキンヘッドの人工皮膚はシリコンで出来ています。
FODドラマ「Road To Eden」





日本では珍しい特殊造形満載の連続ドラマシリーズです。
写真の他にもかなりの量の造形物を制作しました。
一つの作品でこんなに大量なのは初めてで、当時作業場はてんやわんやでどうなるかと笑
他にもキャラクターが登場しますので是非チェックしてみて下さい。
「マジマジョピュアーズ&ミラクルちゅーんず」

両チームの特殊衣装の制作です。
自由廊でこのジャンルは初めてかもしれないですね。
「ゴッドタン」

自由廊では毎年恒例で制作させて頂いている、劇団ひとりさんの変身マスクの制作です。
今年はDC倶楽部のRyuという上島竜兵さんに変身です。
編集されて放送されたものも毎度面白いのですが、収録時のスタジオで控えている時も笑いながら見守っています。
「ダウンタウン ガキの使い 絶対に笑ってはいけないシリーズ」






こちらも毎年恒例で参加させて頂いているシリーズです。
今回は造形物が特に多かったですね。
放送後は何かしらエンタメニュースになるのも面白いですよね。
ライブ コンサート 造形
「ゆず ライブ」

ゆずとクレヨンしんちゃんのコラボレーション企画での造形制作です。
イベント ショー
「プロレス ショー」





こちらは頭部を覆うレスラーKUSHIDAさんのマスクになっています。
BTTFのドク的なキャラによりタイムループさせてご本人の登場を演出です。

プロレス登場シーンにおけるエンターテインメント用造形制作。
プロレスのエンタメには特殊造形の活躍が本当に相性が良いですね。
今後もどんどん盛り上がりに貢献していきたいです。
KUSHIDAさんのWWEでの活躍に期待ですね!
映画宣伝イベント「ルイスと不思議の時計」


新しい映画の告知用イベントでの造形制作。
呉市ご当地キャラクター

タイトル通り、呉市という所のご当地キャラクターの着ぐるみ制作です。
このようなジャンルを問わず日々様々な造形を作っております。
いつも業界の説明をするときは一言では伝わりきれないので、
その説明用の言葉も日々考えています笑
「何でも造形屋」でもなかなか伝わりきれないですよね・・・(^^;
いろんなジャンルを作らないと会社として運営も難しいので、
自由廊のスタッフはそれぞれが得意分野を持ちながら各仕事のジャンルに分かれて制作しています。
そうでないとクオリティが保てない部分もあり、一人で全ての技術を覚えるのは限界がありますしね。
私の得意分野は粘土彫刻から造形していくスタイルです。
得意分野から離れている技術、ウレタン造形や衣装縫製などは私にとって難しいジャンルになります。
と、いうより今まであまりやったことがないですね・・・笑
2017年頃から自由廊ではウレタン造形で制作する特殊衣装の依頼が本当に多く、
その技術を持っているスタッフ数が足りず、今後さらに必要ではないかと思っている所です。
2019年自由廊の仕事では数ヶ月かかる大きいプロジェクトがすでに3件ほど決まっており、
昨年よりもさらに気合いを入れて進んでいこうと思っています。
またその際にはこのブログでも発表出来ればと考えております。
では、この辺りで。
2018年 自由廊の仕事 その1はこちら
それでは、良い造形ライフを! ーGoushiー
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