芸術を探求【3】私にとってアートは飾って楽しむもの

アート

【アートチャレンジ3話】

 

継承することはどの分野においても世界共通の必須方程式

 

私にとって現代アートの分野には学ぶべき多くの要素があり、

 

そのアートの歴史を知っていくと色々と感慨深く感じるものがあります。

 

 

今現在の時点で、現代アートって何ですか? と問われた時、

 

私はこう答えます。

 

 

 

現代アートは先人(芸術家)の英知を継承しながら、

 

人間だけに備わる思考と表現力を使って、

 

芸術とは何なのかを更新していく分野である。

 

 

 

実際に現代アートをやってはいないですが、そう感じました・・・、

 

 

 

この継承させるとは先人達が今までに見つけた芸術的要素であり、

 

その要素をこれからのアート作品に上手く合うものを取り入れて制作していくことにあります。

 

これは先人を讃えているとも感じられます。

 

 

そうなると自分だけの世界観ではなくなるので、

 

先人の要素がどれだけ入っているのかで作品に重厚感が出ますね。

 

 

このように、継承させることは現代アートだけの世界ではなく、

 

むしろ全ての人類史に置いて当たり前に行って今日まで繁栄してきていますね。

 

継承したものをベースにして、そこに個々に見つけた新しい要素を追加していくことで、

 

幾十ものレイヤーが出来、新しいものが出来上がるということです。

 

 

私は現代アートをやっていないので実際の内情は分かりませんが、

 

物凄く遠い視野で見るとそこには「人類の進化」というテーマがあるように感じています。

 

そしてこのテーマはアート以外でも、この先もずっと人間である以上、

 

先の未来に繋げるための共通の本質であり、人類の進化に貢献している。

 

その点でも現代アートは世界中の賢人から認められて、

 

歴史にも名前が残りやすいことは納得出来ます。

 

 

 

ハイアートとロウアート

現代アート

アートのカテゴリーには大きく分けて、

 

◉ハイアート(高級芸術):現代アート

 

◉ロウアート(大衆芸術):その他のアート全般

 

というかなりざっくりした区分けがあるそうです。

 

近年ではこのカテゴリーの境界線も薄くなってきてはいるみたいですが。

 

 

 

大衆芸術は安いものということではなく大衆にも受け入れやすいアートという感じがします。

 

日本ではロウアートばかりが目立っているので、ロウアート=アートという認識があると思っています。

 

なのでハイアートを見た時には、「訳の解らないもの」となってしまうのではないでしょうか?

 

私もその一人で、まだ完璧には理解出来ていない部分があります・・・。

 

 

ハイアートに当たる現代アートは今までに学んできたことを踏まえると、

 

確かにその区分けされた名前にはまっていますよね。

 

「人類の進化」というテーマなのでそれはもう文句は無いです。

 

ハイアートは作品にコンテクスト等のルールがいくつかあるからこそビジネスが成立すると思います。

 

 

 

ロウアートの方はこの中でも色々なアートの形があり、本当にざっくりな表記ですね。

 

もちろん全てのカテゴリー分けをしなくても良いとは思いますが、

 

分けたほうが鑑賞方法などが分かり易くなり、

 

ビジネスにも繋がり易くなると思うので、

 

これから細かく分類が確立されていくと良いなと思っています。

 

 

ハイアンドロウのグラデーションは勿論ありますが、

 

作品のテーマが自由であるほどそれを観る人の観点や経験、

 

もしくは単に好みにより適正評価が難しく、

 

そういう意味でも何かしらのルールを置くことで評価軸を設定しやすいのだと思います。

 

 

 

アートはやっぱり飾ってこその喜び

アート

そしてどうやら私の目指すアートはこのロウアート要素の割合が多いのかもしれないと思いました。

 

ですが、

 

現代アートにおける要素も取り入れつつ新しいカテゴリーを作る勢いで制作案を練る必要がありますね。

 

 

現代アートには鑑賞方法があり、言ってみれば頭脳ゲーム。

 

人間の特徴である考える力を最大限活かすアートだと捉えれば納得のいく作品です。

 

むしろ現代アートをさらに簡潔に表す一言はこれかもしれませんね。

 

まだそのゲームに参加出来ないうちは悔しい感じが残ります。

 

 

 

一方ロウアート系は全てがそうではないですが「視覚的」表現が多くあります。

 

視覚的表現で今まで育って来ているので私の核にはこちらの方が根強いものになっているのです。

 

 

そしてなぜ視覚的なことが大事なのかといえば、

 

やはり自分にとってのアートは大前提に部屋などの装飾としてのインテリア性があるということ

 

 

思い出してみると、

 

昔から装飾のデザインが好きで、彫刻を始めた際にも、

 

リアリティ面である機能性と意味よりも視覚的なラインの形にこだわる傾向がありました。

 

こういうことで特殊メイク的には当時四苦八苦していました。

 

 

理解が追いつかない現代アートの世界にも、

 

意味がわからないけど視覚的にすごく良いというものがあると思います。

 

この辺りがまさに私の興味が向くところで、現段階の目指すべき方向と設定しました。

 

 

 

生活におけるアート、デザインの再認識

人間

 

一見、純粋なアート作品は生活必需品ではありません。

 

そのためビジネスでマーケットを作ったり、参入することがなかなか難しいですよね。

 

ですがもしアートやデザインが無かった場合を想像するとやはり味気ないものになってしまいます。

 

 

先進国ではなくても人々の暮らしの中でそこには衣装の柄やデザインなど、

 

どこかには必ずアートの一面がありますよね。

 

理論的に考えると、無くても生きてはいけますが実際にそうすると、

 

継続するにつれ、何か精神的な病気になってしまうのではないかとも思ったりします。

 

無くても生けていけるが無くてはならない不思議な存在。

 

 

 

人間はフィジカルとメンタルに分かれますが、

 

生活必需品はフィジカルを支え、アートはメンタルを支えるということでしょうか。

 

そうなるとやっぱりアートはどこかしらで生活には欠かせないものと再認識出来ますね。

 

まさに今の私にはアートな面に触れていないと生きる活力が生まれないということにも当てはまります。

 

 

 

現在では生活することに少なからず余裕があるのでその余白を埋めるために、

 

アートやエンターテインメントが日常的にあり、

 

それと共に楽しく生きられていますが、満足は出来ていない日々です。

 

なので自分自身を最大限に支えて、

 

活力が湧くアートをいつの日か完成させたいですね。

 

 

 

 

ここまでの学びで出てきたキーワードは、

 

◉コンテクスト(まだ取り入れ方は勉強中)

◉視覚的要素

◉インテリア性 

 

視覚的要素については自分の個性をさらに深掘りし、

 

まだ気付いていない視点での個性も探っていく必要がありますね。

 

 

 

皆さんにとってアートはどんな存在になっていますか?

 

もし同じように探求されている方がいましたら是非、

 

いろんな視点からの学びを共有してみたいですね。

 

では次回に。

旅

 

過去の思考の旅。

アート

芸術を探求【1】まずは現代アートから学んでみる

2019年2月18日
芸術 アート

芸術を探求【2】アートは視覚より考察が必要?

2019年2月22日

 

それでは、良い造形ライフを! ーGoushiー

 

アート

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